自分の住んでいる場所でさえ、知らない家や場所がある。文化も言葉も違う海外に行けば、そのすべてが未知の体験だ。知らないナニカに遭遇した時、ついついカメラをカシャカシャやってしまう。その瞬間に見たもの感じたものを撮った世界の写真を掲載。
ぼくらと旅
海外とはほぼ縁のない生活をしていた僕は、卒業旅行でタイに行くことになった。「タイって危なくないんですか?」「なんか病気に感染したりしないんですか?」とか、とにかく偏見だらけで、ビビリまくっていた。しかし、現地に着いてからの行動はすべて自分たち次第という旅行スタイルにすっかりハマってしまい、毎年、東南アジアを中心に旅するようになった。
そんなダメな男を冷たい目で見る千尋。とにかく付いて来い!と無理矢理中国に連れて行ってからというもの、あの汚いトイレを見るとにわかに興奮するようになってしまったらしい。
というわけで、いつの間にか二人で旅をするようになってしまったというわけであります。