BANGKOK/バンコク
朝からやる気マンマンの太陽に体にまとわりつくような湿度。日本にいたら、「もうイヤだ…」と自暴自棄になるはずの状況でも、モワッとした空気感に触れるとなぜか嬉しくなる。カオサンからチャオプラヤー川の生温い空気を浴びつつ、通い慣れた「ワット•プラケオ」へ。入場料は高いが、ここへ来るのがお決まりになっている。船着き場からは「ワット•アルン」が見える。その「ワット•アルン」を眺めながら巨大な涅槃像のある「ワット•ポー」へ向かうのが定番ルート。
MAE KLONG & AMPHAWA/メークロン&アムパワー
いつだったかTVでメークロンの市場を電車が走る映像をボーッ眺めていた記憶がある。まだまだ海外なんて興味もない頃だったはずだが、その映像は鮮明に覚えていた。旅行するようになってもその場所がどこかわからなかったが、「七夜待」という映画で撮影されたおかげで、タイのしかもバンコク近郊の町だということを初めて知った。タイには行くもののなかなかお目にかかれなかったメークロンにようやく行くことができた。長年の思いとは裏腹にあっという間の出来事だったが見る価値はある。近くには「アムパワー」というローカルな水上市場もあってなかなか楽しい。
CHIANG MAI/チェンマイ
タイの中でも人気が高い街、チェンマイ。都会でありながら、のんびりしている。食事も旨いし居心地が良いのが最大の理由だろう。特に、北部名物の「カオ•ソーイ」は絶品だ!ナイト•マーケットはなかなか賑わっていて面白いし、「ワット•プラ•タート•ドイ•ステープ」は寺も凄いが眼下に広がる景色も良い。暑いバンコクに疲れたらチェンマイでのんびり過ごすもいい。
CHIANG RAI&THA TONG/チェンライ&タートン
メーサローンへ向かうために、チェンマイからタートンへバスで向かった。しかし、メーサローン行きのソンテウは早朝で終わっているため、チャーター代をケチりタートンで一泊。メーサローンからは、チェンライとメーサーイを結ぶ道路の交差点までソンテウで向かう。チェンライはチェンマイを小さくしたような街。通過点に過ぎないと考えていたせいか、個人的にはチェンマイほどの魅力はなぜか感じなかった。
MAE SA LONG/メーサローン
ラオスへ向かう途中にどうしても寄りたかった場所。中国国民党の残党の町で、お茶が有名なのだそうだ。実際に歩いてみると、小さな町に何件もお茶屋があり、中国語の看板や中国語が飛び交っている。町の背後にそびえる山の頂上のストゥーパからの眺めは最高だ。町のお茶屋さんと仲良くなり、お茶畑にも連れて行ってもらった。タイに居ながらお茶ばかり飲んでいた。
CHIANG KONG/チェンコーン
ラオスとの国境の町。国境の町とは言ってもメコンに沿って続くメイン通りに宿が点在するだけの小さな町だ。メコン川沿いの宿に荷を降ろすと目の前にラオスの町、ファイサーイが見える。当時、初ラオスでかなりビビっていたが、こののんびりした町のおかげで少し緊張が和らいだ。町の穏やかさは、再訪した際も変わっていなかった。
PHIMAI/ピマーイ
タイ東北部(イサーン地方)のナコン•ラーチャシーマ(コラート)近くにあるピマーイ。こじんまりしているけれど何不自由なく過ごせてかなり快適!町には地味で小さいながら存在感のある「ピマーイ遺跡」があって、近所の公園に行くような感覚で遺跡探索ができる。町も人ものんびりしていて優しくて、良い思い出しかない!あ〜また行きたい。。。
UBON RATCHATHANI/ウボン•ラーチャタニー
ラオスからタイに帰ってきた時に立ち寄った国境に近い街。大きな建物やスーパーなどがあって都会!という印象。ただ、通過点だったためあんまりじっくり探検できなかったのが残念。
KANCHANABURI/カンチャナブリー
バンコクのサーイ•ターイ•マイ(南バスターミナル)から1時間半、泰緬鉄道の鉄橋がある町として有名だ。鉄道自体は、バンコクの「トンブリー駅」からも乗れるのだが、カンチャナブリーから乗るのが一般的だ。旧日本軍が作らせた鉄道で当時はミャンマーまで通じていたらしい。今は「ナム•トク」という小さな駅まで通じている。以前来た時は、鉄道のアクシデントで鉄道には乗れず、ただ、象に乗ってクウェー川を渡っただけだった。ようやく念願の泰緬鉄道に乗れてかなり満足。
AYUTTHAYA/アユタヤ
バンコク近郊にある世界遺産で、バスで2時間、ロトゥーで1時間強で行ける。アユタヤ遺跡は広い範囲に点在しているので、自転車を借りるかトゥクトゥクをチャーターするなどして効率よく回る方が良いと思う。ところで、ここアユタヤには野良犬が異常に多い。昼は暑さでぐったりしているが、日が沈むと凶暴獰猛な犬に変化する。ナイト•マーケットから歩いて帰っていると、5〜6匹の犬に囲まれて死ぬ思いをした。野良犬にはくれぐれも要注意を!