PHNOM PENH/プノンペン
内戦やポル•ポト政権下における虐殺など暗い過去を持ったカンボジア。その首都が「プノンペン」だ。どうしても「危険」というイメージが付いてまわる国•街だがそれは一昔前までの話だ。今では、多くの車が行き交い、時には渋滞も起きている。高いビルも次々に建設され、カンボジアの経済は一気に発展している。よくテレビで危険な貧しい国と放送されているが、それはプノンペンに関してはまったくの誤解だ。是非、偏見を捨ててこの街を歩いてほしい。きっと、カンボジアが好きになるはずだ。
SIEM REAP/シェムリアップ
「アンコール•ワット遺跡群」の拠点となる町。「アンコール•ワット」とはいっても、それは遺跡群の中にある一つの遺跡に過ぎない。遺跡群をくまなく見て回ろうとすると、1週間はかかるだろう。そのため、ツアー客を除いて、個人旅行者は最低でも3日ほど滞在する。バイタクやトゥクトゥクをチャーターして毎日、遺跡へ向かうのだ。「アンコール•ワット」を中心とした内回りコースは定番の観光コースで観光客も多い。けれど、地味な遺跡の多い外回りコースもなかなか魅力的。観光客の数も少ないのでのんびり遺跡巡りができる。何度行っても飽きない遺跡と町だ。