インドネシア of SIDEWAY ふたり股旅

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以前、シンガポールから旅を始めたとき、近くに赤道があるのを知ってなんだか妙に悔しかったのを覚えている。「南半球」という所に自分も行ってみたかったのだろう。2011年にミャンマーを旅したのだが、最後まで候補地として挙がっていたのがインドネシアだった。今回、ようやく長年切望してきたインドネシアへと上陸したのである。

indnesia.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

indonesia.png SANUR/サヌール

バリというと高級リゾートというイメージだったけれど、すれた感じもなく、人も太陽も海も本当に穏やかで気持ちがいい。欧米人のようにビーチでこんがり…とはいかないが(泳げないから水怖い)海を眺めながら日がな1日、本を読んだりビールを飲んだりと、これまでの旅の中でも気分的にかなり贅沢な気分を味えた場所。次はこども連れでのんびりしてみたいなぁ。

P4122908.jpgP4122908.jpg釣りに来ていた人。竿を気にする素振りもなくただ海を眺めていた。

P4133148.jpgP4133148.jpgビーチはいつも欧米人がビキニ姿でくつろいでいた。あこがれのバカンススタイル。

P4143207.jpgP4143207.jpgサヌールを発つ日の朝。頑張って早起きしてサンライズを観に行った。

indonesia.png UBUD/ウブド

バリ島の中では「ウブド村」という事で標識にもなかなか登場しないけれど、間違いなくここはバリ屈指の繁華街!素敵なレストランやバリの民芸品やアクセサリー、コスメなどを扱うお洒落なショップが軒を連ねる繁華街と、美しい田園風景がバランスよく共存する街。郊外には見所も多く、何日いても飽きない。レンタルバイクで村の中も郊外もどこでも回れるので本当に快適だった。伝統芸能「ケチャ」は必見!

P4163506.JPGP4163506.JPG宿のテラスからの眺め。まるでジャングルのような立派な庭。いつも鳥や虫の鳴き声が聞こえて来る。P4163195.JPGP4163195.JPG「タナロット寺院」と夕日。自然を崇め畏怖する気持ちからこのような場所に寺院を建てたのだろうか。

P4153436.JPGP4153436.JPG突然のスコール。こんな時はじたばたしてもしようがないので止むまで待つひと時もまた楽しい。P4173205.JPGP4173205.JPGアグン山の麓に建つ「ブサキ寺院」。この日は年に一度のお祭りで参拝者で溢れていた。聖山は濃い雲に包まれその全貌を見ることはできなかった。

P4153111.JPGP4153111.JPGバリの伝統芸能「ケチャ」は楽器を一切使わず100人の男性の声だけで語り部、音楽、動物の鳴き声を表現する。P4183240.JPGP4183240.JPG繁華街から一歩中に入ると見事な田園風景が広がっていた。懐かしさと同時にうしろのヤシの木が南国らしさを際立たせる。

indonesia.png SOLO(SURAKARTA)/ソロ

バリ島の居心地の良さにすっかりはまって「このままではイケナイ。そろそろソロに行かなければ!!」ということで、夜行バスで18時間かけてやって来たジャワ島最初の街。街中にはさしたる見所もないのだが郊外にある「スクー寺院」にはかねてより行ってみたかった。観光客もかなり少なくのんびりした観光ができた。

P4213985.JPGP4213985.JPGソロの郊外にある「スクー寺院」。中南米を思わせるような遺跡だ。

P4214055.JPGP4214055.JPG「スクー寺院」には官能的なレリーフがある。ちょっとおもしろい。

P4203947.JPGP4203947.JPG街中で食べた「ピザ」。安いので期待してなかったけど、笑いの出るお味。

indonesia.png PRAMBANAN/プランバナン

この旅始まって2個目の世界遺産「プランバナン」はソロからバスで1時間45分程の場所にある。ジョグジャカルタからでもいけるけれど、せっかくなら世界遺産の街に泊まってみよう(移動にも疲れたしね)!ということでプランバナンの街に1泊した。世界遺産の街といえどもあまり観光客の姿もなく、とてもこじんまりした雰囲気。車の交通量が多く騒音に悩まされた。でもプランバナン遺跡は素晴らしい!夕方にゆっくり回れてよかった。

P4224171.JPGP4224171.JPGアンコールワットを彷彿とさせるシンメトリーと位置による視覚の錯覚が見事なプランバナン。

P4223287.JPGP4223287.JPG仏教との融合した痕跡なのか小さなストゥーパが無数に並んでいる。

P4224149.JPGP4224149.JPGヒンドゥー教の叙事詩ラーマヤナを表現したレリーフも美しい。

indonesia.png YOGYAKARTA/ジョグジャカルタ

「ジョグジャ」と呼ばれるこの街はボロブドゥールやプランバナンへの観光の起点となり、多くの観光客が訪れる。プランバナンから「トランスジョグジャ」で40分くらい。安宿が集まる「ソスロウィジャヤン地区」は雑然としているがなんだか落ち着く雰囲気で、居心地が良かった。昼間は通りにびっしりと土産物の屋台が並び、夜はワルンの屋台が出る。

P4233361.JPGP4233361.JPGジャワの伝統芸能「ワヤン•クリッ」という影絵芝居。ダランという人形遣いと大勢の楽器とで構成される。

P4244355.JPGP4244355.JPG世界遺産「ボロブドゥール」。ついに三大仏教遺跡を制覇!

P4243368.JPGP4243368.JPG各回廊には仏伝図のレリーフが施されている。頂上で瞑想する仏陀像の表情も穏やか。

indonesia.png JAKARTA/ジャカルタ

インドネシアの首都。これまでの街とは比べ物にならないくらい都会。バンコクにも似た雰囲気だけど、観光客はあまり見かけない。バリで買いそびれたお土産をここで買おうと思ったけれど、10倍くらい高くて断念…。バリのお土産はバリで買うことをお勧めします。

P4263396.JPGP4263396.JPG街中、車、バイクやバジャイという三輪バイクで大混雑。排気ガスを感じる…

P4264405.JPGP4264405.JPG夜になると歩道にたくさんの屋台ができる。これが夜の楽しみ!

P4264404.JPGP4264404.JPG屋台ではおこぼれにあずかろうと猫たちがたくさんやってくる。