世界の料理 of SIDEWAY ふたり股旅

世界のごはん.png
食いしん坊の私にとって、世界の美味しいものとの出会いは旅のお楽しみ。最初はおそるおそる口にしていたご当地フードも、いまでは現地の人で溢れるオンボロ食堂を探してさまようように。現地人でごったがえして汚い店ほど、飾らない素朴でうまいメニューに出会える。なによりだんぜん安い!そんなお腹もココロも満たされた料理たちを紹介。

china.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P1054552.JPG

小龍包
成都

蒸篭の蓋を開けた瞬間立ち上る湯気。あつあつの皮からこぼれ落ちる肉汁。
五感のすべてを満足させる中国がほこる料理が「小龍包」。
台湾や上海の有名な店でも食べたけれど、ダントツで旨かったのは、成都の大衆食堂。
なにより安かった!これで、お粥が付いて、二人で3元。

P1046485.JPG

これぞ元祖!陳さんの麻婆豆腐
成都

「陳麻婆豆腐」は麻婆豆腐の開祖。
口から火が出そうなほどの辛さと、
ビリビリと痺れる山椒の味の中にしっかりと旨味があって、
もう一口、もう一口だけ…とついつい食べてしまいます。
まだご飯時にはやい時間だったため
広い店内でたった二人、ヒーヒー言いながら食べました。

PC283730.JPG

焼イモ
成都

アジアではなかなか日本のお菓子みたいな
おいしいおやつには出会えない。
かわりに果物や芋などが小腹がすいたときの強い味方。

P4072064.JPG

ぶっかけ飯
杭州

泊まった宿のお姉さんのおすすめレストランが超満員だったので、その途中にあった地元民向けの食堂に入る。「鉄板醤肉飯」と「ジャガイモカレー(中国名忘れ)」のぶっかけ飯を注文。
あまりの旨さに2人ともテンションあげあげ。やっぱりお米が一番落ち着く〜!
もちろん、ビールも忘れずに。

P4092547.JPG

生煎
杭州

中国旅行の楽しみの一つは水餃や小籠包などの小咆(シャオチー)。
これは一口大の肉まんを油で揚げたもの。外はパリッ、中はジュワワ〜と肉汁がしみ出してもうたまりません!ちなみにこの時食べたのは1個あたり0.5元とお値段もお手頃で大満足!

DSCI0426.JPG

青椒肉絲蓋飯(チンジャオロースーガーファン)
麗江

とにかくすべてが観光地価格の麗江。
レストランも全部高くて、貧乏旅行のわれらは手も足も出ません。
ごはんを求めて彷徨い歩いていたときに、フイにローカルな市場に出くわした。
市場には地元向けの食堂もあった。
これはしめた!とばかりに駆け込んで注文したのが「青椒肉絲蓋飯」。
美味しくてボリュームたっぷりなのに1皿7元(95円くらい)!

P5264132.JPG

番茄子蛋湯(トマトと卵のスープ)
虎跳峡

中国ではトマトと卵の組み合わせ料理を選ぶことが多い。
なぜなら店によって味やあまり差がなくさっぱりして美味しいから。
朝にはスープ、昼にはチャーハン、夜には炒め物で…といつでも食べられる。
ちなみに「番茄子」はトマト、「蛋」は卵のこと。
1杯8〜10元(100〜140円くらい)。
※中国のスープは3〜4人前くらいある

P5294461.JPG

青椒土豆絲(ピーマンとポテトの炒め物)
香格理拉

チンジャオロースーのポテト版。
これまたごはんもビールが進む進む!
値段も安いのでメニューに困ったらだいたいコレを選びます。
1皿8〜10元(100〜140円くらい)。

P6074696.JPG

魚香茄子
拉薩

チベット滞在中、ガイドなしではチベタンレストランがなかなか見つからず、中華料理屋にお世話になることが多かった。
これは今回の旅で食べてみたかったものの一つ。
魚で作ったタレと茄子を絡めて炒めたもので、ごはんが進む!
もちろん、ビールも進む!
1皿12〜15元(156〜195円くらい)。

tibet.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P6090287.JPG

モモ
拉薩

「モモ」はいわゆる餃子のようなもので、チベット料理の代表選手のひとつ。
調理法も「蒸し」「揚げ」「干し」と様々あり、中身はヤク肉や野菜(ベジ)の餡が入っている。
個人的にはヤク肉が苦手で、もっぱらベジモモ専門だった。
特にポテトモモがお気に入り。
1皿10〜20元(130〜260円くらい)。

P6110534.JPG

トゥクパ
ニャラム

こちらもチベットでは一番メジャーな料理。
日本で言ううどんのようなもので、米の麺を使っている。
ヤク肉が少し入っているもののあまりクセがなく美味しい。
1杯10〜15元(130〜195円くらい)。

P6080255.JPG

ジャ•ンガーモ(甘いミルクティ)
拉薩

チベットの飲み物というと「バター茶」がメジャーだが
この「ジャ•ンガーモ」もチベタンのソウルドリンクだ。
まさに甘いミルクティそのもので、
注文すると大きな保温ポット一杯に出て来る。
ほっとする美味しさはヤミツキ。
1ポット/4〜5元(52〜65円くらい)。

P6090349.JPG

バター茶
拉薩

チベタンのソウルドリンク「バター茶」!
チベタンは外出の際もバター茶をポットに入れて持って出ている。
お茶っ葉とヤクバターとお湯を撹拌機で撹拌して作る。
味は…出汁の入っていないクリームシチューみたい。
チベタン的にはお茶というよりスープのような位置づけで
朝食代わりにバター茶だけ飲むという人も多いらしい。
1ポット/4〜5元(52〜65円くらい)。

nepal.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P6150873.JPG

ダル•バート
カトマンドゥ

ネパールの家庭料理といえばコレ。
ダルは豆のスープ、バートは炊いたお米のこと。
他に野菜、ジャガイモのカレー炒めなど数種類のおかずが1皿に載っている。
ネパーリーフードへの理解を深めるにはぜひ手食で!
食物の温かさや固さが指から伝わりスプーンで食べるよりも美味しく感じる。
1皿/100〜150Rs(100〜150円くらい)。※肉以外はおかわり自由!

P6140733.JPG

「ふる里」のカツ丼
カトマンドゥ

カトマンドゥのタメル地区には日本料理屋が充実している。
ここ「ふる里」は店内に入った途端、日本に戻って来たかのような「ザ•食堂」という雰囲気。スタッフさんの接客も感じがよくてお茶(麦茶?)まで出て来る。カツ丼もみそ汁もお漬け物も、ちゃんと日本のお味でした。
1杯/200Rs(200円くらい)。

P6165225.JPG

ズー•ズー•ダウ
バクタプル

ラッシーやヨーグルトなど乳製品が充実しているネパール。
特にここバクタプルには「ヨーグルトの王様」と呼ばれる「ズー•ズー•ダウ」が有名。外国人向けのレストランやカフェはもちろん、街中にも地元民向けにヨーグルトのお店がたくさんあった。
さっぱりして食べやすい。毎日でも食べたい逸品!
1杯/190Rs(190円くらい)。※カフェ•ニャタポラ価格

P6160903.JPG

ウォー
バクタプル

バクタプルの小さな食堂にて。メニューは「ウォー」と呼ばれるネパール風お好み焼きのみ。
卵や肉が入っていて、焼き上がったものを皿に載せてから豆をかける。
あっさり塩味で何枚でも食べれそう。小腹が空いた時にピッタリ!
1枚/30〜50Rs(30〜50円くらい)。

P6211076.JPG

チョウメン
ポカラ

いわゆる焼きそば。
麺の種類や味付けは店によって全然変わってくるが
ポカラで泊まった宿のそばにあった食堂で食べたチョウメンは
「お母さんの焼きそば」という感じで食べやすかった!!
写真はベジチョウメンだが、チキンチョウメンなどもある。
1皿/70〜100Rs(70〜100円くらい)。

P6211081.JPG

ピザ
ポカラ

観光客が集まる場所はたいてい美味しい外国料理があるもの!
特にネパールは見た目、味ともに優秀な西洋料理多し!
ちょっと値段ははりますが、久々に食べるピザはとっても癒されるお味でした★
ラージサイズ 1枚/350Rs(350円くらい)。

P6221082.JPG

フィッシュ•フィンガー
ポカラ

たぶんこれも欧米料理だと思うけれど、名前だけでは何か想像できなかったので好奇心で注文してみた。
出て来たものは指サイズの魚のフライ。真ん中の白いのはタルタルソース。
ちょっとだけ本物の指みたいに見えるのが気持ち悪いけれど、フツーに美味しかったです〜。
1皿/300Rs(300円くらい)。

P6281232.JPG

スパゲッティ
アンナプルナ•ベース•キャンプ

トレッキング中は標高が高くなるほど物価がうなぎ上りに上がっていく。
そしてなぜか地上とは逆に、ダルバートよりスパゲティの方が安い。(ダルバートは400Rs以上!)写真はトマト•チーズ•ベジ•スパゲティ。家で作るスパゲティみたいでなかなか美味しい。トマトスープ(缶詰をあっためただけ)とビールと一緒にABC到達祝い★
1皿/350Rs(350円くらい)。

korea.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P8220414.JPG

キムチ
釜山

さすがキムチの国だけあって
スーパーのキムチコーナーが充実していた。
大根キムチや魚介のキムチなど安くて
種類も豊富で、もちろんどれも激ウマ★

thailand.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

IMG_3186.JPG

パッタイ
タイ

初めてタイに降り立って最初の晩ごはん。
カオサン通りには所狭しと屋台が並んでいた。
タイ風焼きそば「パッタイ」は
アジア初心者でも食べやすい優しい味。

P5074959.JPG

カオ•ソーイ
タイ / チェンマイ

タイ北部の郷土料理「カオ•ソーイ」。
モチモチの平麺とタイカレー風味のスープ、
そして上に乗ったパリパリの揚げ麺のハーモニーがたまりません!
日本のタイ料理屋さんでもなかなか本場のカオ•ソーイは食べられません。
これはタイ北部に行ったら必食です!

P5074962.JPG

タイカレー
タイ / チェンマイ

上の「カオ•ソーイ」と同じ店で食べたカレーもまた絶品でした。
写真はチキンとジャガイモのカレーで
ホクホクのジャガイモとホロホロの鶏肉が
まるで日本の肉じゃがのように絶妙に溶け合って美味。
他に豚肉とショウガのカレーやカレーチャーハンなどカレー料理の種類が豊富。
この「ALOON RAY」のカレーは海外で食べた中で、只今暫定1位です!

laos.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P5155570.JPG

カオ•ピャック
ルアンパバン

米で作った麺とシンプルなスープが美味しい「カオ•ピャック」。
ラオスのルアンパバンで食べたものは
おこげ煎餅(別売り/1,000kip)を入れて食べる。
卵を入れると日本のうどんみたいになって懐かしい味わいに。
一杯8,000kip(80円くらい)/卵入りは10,000KIp(100円くらい)
※カオ•ピャック屋さんはワット•シェントン近く

P5155747.JPG

ルアンパバンのディナービュッフェ
ルアンパバン

ルアンパバンのナイトマーケットにある食堂の屋台。
ビュッフェ形式で、10,000kip(100円)でお皿に好きなおかずを盛り放題。
ただしおかわり不可なのでついつい欲張って盛りすぎ注意。
メインの屋台街には欧米人向けの油っこい料理ばかりだが
少し外れたところに野菜のおかず中心の屋台があるのでそっちがオススメ。
一皿10,000kip(100円くらい)

cambodia.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P7186450.JPG

餃子
プノンペン

中国のごはんの代名詞「餃子(ジャオズー)」。
なんとカンボジアの「戀容餃子館」でも見つけました!
本場に負けない、むしろ日本人好みの優しいお味。
下の麻婆豆腐と一緒に、美味しくいただきました★

P7186451.JPG

最強の麻婆豆腐
プノンペン

なぜカンボジアで麻婆豆腐!?
予想に反してカンボジアには美味しいものがたくさん。
この麻婆豆腐はまるで日本の「●ックドゥー」と思うほど
日本人好みの食べやすさで、
相方の世界ランキング(麻婆豆腐の部)不動の1位です。
ご飯がすすむすすむ!

vietnam.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P7226605.JPG

ベトナムコーヒー
ベトナム

ベトナムコーヒーをなめてました。
練乳の甘さと氷をジャカジャカかき混ぜて
キーンと冷えたコーヒーが最高。
飲み終わったらポットのジャスミンティーを
グラスに注いで飲むのがまた絶品。

P7236657.JPG

チェー&バインフラン(プリン)
ホーチミン

チェーは果物や白玉やゼリーが入った具だくさんの
ジュースでこれはめずらしいイチゴのチェー。
バインフランは優しい甘さのプリンに
かちわり氷がかかっていて美味しい。

malaysia.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P5014777.JPG

クリスピー•ヌードル(皿うどん)
ペナン

多民族の国マレーシアは中華、マレー、インド系と多様な料理が食べられる。中でも中華は本場よりマイルドで食べやすい。ペナンで連日通った「大東酒店」では点心から炒め物、麺類まで様々な中華料理が安く食べられて、しかもどれを食べても美味しい!写真は「クリスピー•ヌードル」は、カリカリの揚げ麺の上に野菜と豚肉のとろみ餡がかかっていて本当に美味しかった〜! 点心:1.5〜6.5MR(40〜180円くらい) , 一品料理:10〜20MR(280〜560円くらい)

indnesia.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P4133039.JPG

ナシ•ゴレン(チャーハン)
サヌール

日本でも有名な「ナシ•ゴレン」は店によって味付けは様々だが、全体に「お母さんのチャーハン」的な安心感のあるやさしい味わい。「ナシ」はお米で「ゴレン」は炒めるという意味だそう。Rp7,000〜12,000(70円〜120円くらい)

P4163706.JPG

ナシチャンプルー(ぶっかけ飯)
ウブド

日本人はやっぱり米を食べなきゃ力が出ない!東南アジアを旅していて嬉しいのはお米が食べられること。写真のナシチャンプルーは白飯の上に好きなおかずをのせたもの。偶然なのか沖縄の炒め物「チャンプルー」と同じ発音で、のせたおかずとご飯をぐちゃぐちゃに混ぜて食べる。Rp7000〜12000(70円〜120円くらい)

P4173790.JPG

バクソー(肉団子入り麺)
ウブド

インドネシアのラーメン的存在(たぶん)「バクソー」。
肉団子と麺が入っているのがお約束で、その他にもやしや人参、白菜、、キャベツ、パクチーなど具材は店によって様々。
それらを薄味ながらもしっかりと出汁のとれたスープでいただく。
朝ごはんやおやつに最適! Rp5000(50円くらい)

P4173796.JPG

ミーアヤム(鶏肉入りラーメン)
ウブド

「アヤム」は「鶏肉」の事。上のバクソーに比べて
しっかりお腹にたまる食べ応えのある一品。日本人の口に合うシンプルな味付けで鶏の旨味がぎゅぎゅっと詰まっている。あ〜書きながらお腹空いてきた…
Rp7,000〜12,000(70〜120円くらい)

india.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P4173796.JPG

ミーアヤム(鶏肉入りラーメン)
ウブド

「アヤム」は「鶏肉」の事。上のバクソーに比べて
しっかりお腹にたまる食べ応えのある一品。日本人の口に合うシンプルな味付けで鶏の旨味がぎゅぎゅっと詰まっている。あ〜書きながらお腹空いてきた…
Rp7,000〜12,000(70〜120円くらい)

srilanka.png photo_g.png GH_g.png ご飯_g.png route_g.png

P8303016.JPG

ライス&カリー
ハプタレー

スリランカもインド、ネパール同様「カリー」の国。スリランカカリーは「赤米」で食べるのが個人的には一番好きだった。スリランカの食堂では朝大量に炊いた米を昼はカリーに、夜はフライドライスなど加熱処理をして食べるのが普通みたい。ガイドブックには「ホテルでできたてを食べるのがいい」と書いてあったが値段が高すぎるのでチャレンジできなかった。
Rp150〜200(100〜130円くらい)

P8192663.JPG

ホッパー(アーッパ)
ヌワラ・エリヤ

スリランカのローカルスナックの代表選手。
ココナッツ入りのクレープで、真ん中に卵を落として焼いたものは「エッグ・ホッパー」と呼ばれている。どちらも辛いソースにつけて食べる。大衆食堂では、朝昼晩いつでもみんなこれを食べていた。
1枚 Rp10〜25(7〜16円くらい)

P8282969.JPG

コットゥ・ロティ
エッラ

アジアのどの国でもよく見かける「ロティ」。クレープ状で具を巻いたり、そのまま素揚げしたりする食べ方しか知らなかったが、スリランカではフライドライスか焼きそばのように粉々にして野菜や肉と炒めて食べる「コットゥ・ロティ」というものがあった。大抵の大衆食堂にはあって、鉄板を高速でガシガシ叩くときの耳をつんざくような音が面白い。
Rp100〜150(65〜100円くらい)

P8303017.JPG

キリテー
ハプタレー

紅茶の国スリランカだが、意外にもインドのチャイハネのように道端で気軽に紅茶が飲める場所がない。
大衆食堂で飲ませる紅茶は大抵ティーバックかネスカフェのミルクティーメーカーで作った味気ないものしかない。でもここハプタレーで毎日通った「RISARA BAKERY」ではインド式でキリテー(ミルクティー)を作っていた。味はチャイよりもすっきりとして上品。
Rp35(23円くらい)

HOME > New Corner > 世界の料理