マレーシア of SIDEWAY ふたり股旅

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マレー半島とボルネオ島の一部からなる国。当時、情けないことに首都「クアラ•ルンプール」をどこで区切って読むのかさえ知らず、マレーシアに関する知識は皆無だった。イスラム教徒が多く、制服を着たマックやセブンの女性店員が頭にスカーフを巻いているのが不思議だった。料理は定番の「ナシゴレン」もおいしいが、華僑も多いせいか中華料理が最高に旨い!

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malaysia.png KUALA LUMPUR/クアラ ルンプール

マレーシアの首都。通称「KL」と呼ばれるマレーシア最大の都市。多民族国家なのでマレー系、インド系、中国系といろいろな民族のお店などがあって楽しい。泊まった宿のある「チャイナタウン」では毎日朝から夜まで中華やらインド料理の屋台が出ていて、食事には事欠かなかった。とても過ごしやすくて長居したいところだけど、東南アジアの中ではシンガポールに次いで物価が高かったため、すぐに移動してしまった。

P4283407.JPGP4283407.JPG折り悪く反政府デモの日に来てしまった。宿の目の前の通りには黄色のTシャツを着てデモに参加する人で溢れていた。

P4284564.JPGP4284564.JPGKLのランドマーク「ペトロナス•ツインタワー」。近未来的に光り輝くシルエットが素敵。

P4283433.JPGP4283433.JPGKLタワーを近くで見ようとずんずん歩いて行ったけれど、近いようでなかなかたどり着けない。

malaysia.pngPULAU PINANG(PENANG)/ペナン

前回訪れた時には「バトゥ•フェリンギ」に泊まったが、今回は「ジョージタウン」に滞在。小説「深夜特急」で著者が訪れた街で、今は世界遺産に登録されている。前回はクリスマス•イヴでどの宿も宿泊代が高騰していたけれど、今回はオフシーズンなのか、街はのんびりとしていた。ここは中国?と思うくらい華人が多く、美味しい中華料理が食べられるのも魅力的。だが、なんといっても一番の収穫は「極楽寺(Kek Lok Si Temple)」!バスで向かう途中からすでに山の中腹にあるなにやら怪しく巨大な建築物に興奮し、境内(?)では「ほほぉ…」「いやはやいやはや…」「これはまた面妖な…」などとにやつきながら写真を撮りまくってしまった。

PC250333.JPGPC250333.JPGバトゥ•フェリンギのビーチは賑やか。P5014768.JPGP5014768.JPG「極楽寺」に入るとすぐに五重塔ならぬ七重塔がある。壁面には小さな仏様がたくさん鎮座していた。

PC250339.JPGPC250339.JPGインドネシアから来てる人たち。P5013479.JPGP5013479.JPG写真ではわかりにくいけれど、ものすごく巨大かつ不気味な菩薩様が屋根の上で微笑んでいた。

PC250346.JPGPC250346.JPG暗くなるとゆっくり時が流れる。P5013489.JPGP5013489.JPGパゴダの上からはジョージタウンの街が見下ろせる。赤い屋根と緑の木々のコントラストが綺麗。

malaysia.png MALACCA(MELAKA)/マラッカ

沢木耕太郎の「深夜特急」で登場する街。マラッカから見る夕日は赤くそして大きいらしい。ドラマ化された「深夜特急」では、大沢たかおが「セント•ポール教会」からもっと近くで夕日を見るために海岸まで走る姿を鮮明に覚えている。沈む夕日を見ながら、「この先にはインドネシアがあって、そこでもこの夕日を見てる人がいるんだなぁ。」と思うと、なぜか感動した記憶がある。

PC220174.JPGPC220174.JPGスタダイスの裏にいた猫。

PC230200.JPGPC230200.JPGスタダイス周辺の通り。

PC230246.JPGPC230246.JPG大きな夕日がマラッカ海峡に沈む。